概要
レベル255に到達後、ストーリークエストクリア後に挑戦可能。
狩り中に出現するエリートボス達の隊長的存在。
暗黒の魔法使いに仕えるまでの経緯とか知りたい人は、次元の図書館に行きませう。
ただし、とんでもなく沈んだ気持ちになるので読む際はご覚悟を……
親衛隊長デュンケル | |
レベル | 265 (自キャラレベル270で最大ダメージ) |
必要ARC | 850 (自キャラARC1275で最大ダメージ) |
HP | ノーマル : 約26T ハード : 約160T |
ソロ要求火力 (レベル270, ARC1275以上前提) |
ノーマル : 道場52階前後 (= ハード戦闘員) ハード : 道場59階前後 |
主なドロップ | 200装備箱 エステライヤリング コマンダーフォースイヤリング |
以下ハードを基準に解説。
攻撃パターン
マップギミック
戦闘中、消費アイテム使用時に5秒のクールタイムが生じる。
マップ中に3種類の落石が降り注ぐ。すんごい区別し難い。
当たると10%の割合ダメージに加え、約3秒間各種状態異常にかかる。
↑画像の左から、命中減少、気絶、スキル封印。
特に気絶、スキル封印は致命傷になるため、意識して避けること。
ダークサイト系統のスキルで回避可能。
スキル封印を食らった際は即ヒーローインテンションやエルダの意志を使ってもよい。
たまに降ってくる超高速落石、同じ場所への集中落石等、どうあがいても回避が困難な場面が発生する現状にユーザーから批判が出たのか、将来的に以下のパッチが入るらしいよ。(こっちでは多分秋ごろに来る?)
・上方向への視認範囲の増加(= 落石が見えやすくなる)
・落石降下前にエフェクトが追加
・落石の種類判別の容易化
・落下頻度や速度の低下
現状と比べてかなり落石の回避がしやすくなると思われ。
マップ中に光の柱が定期的に降り注ぐ。
予告表示から3秒後に40%の割合ダメージ。
予告より範囲が広いため注意。
戦闘中はザコ敵が湧く。
こいつの攻撃は5%の割合ダメージと大して痛くないが、召喚直後は無敵のため、うっとうしい。
なお、湧きが一定数を超えると超過分のザコは自滅するが、その際周囲に15%の割合ダメージに加え、やや長め(約5秒間?)の操作反転を付与する。
特にソロ討伐時は職によっては意識しておくこと。
エリートボス召喚
デュンケルが特定の攻撃モーションに入る際、エリートボスが召喚される。
HPが50%を切る前は最大2体、50%を切ると最大3体召喚。
召喚されたエリートボスは下記の行動後、即座に消える。
キャラ周辺に召喚されることが多いため、棒立ちは危険。
戦士(モカディン)
・レイジングブロー : 8.5×4回 = 34%の割合ダメージ + 約3秒間の気絶。
・上から青い鎖 : 予告から約2秒後、10×6回 = 60%の割合ダメージ。
魔法使い(カリアイン)
・青い球 : 接触している間、持続的に25%の割合ダメージ、しゃがみで回避可能。
・地面から青い鎖 : 予告から約2秒後、9.5×4回 = 38%の割合ダメージ。
弓使い(ジュライ)
・スナイピング : 60%の割合ダメージ + 約3秒間のジャンプ不可。
・上から青い鎖 : 予告から約2秒後、10×6回 = 60%の割合ダメージ。
盗賊(CQ57)
・ファイナルスラッシュ : 20%の割合ダメージ + 押し出し + 約3秒間の命中減少。
・ファントムブロー : 6×7回 = 42%の割合ダメージ。
海賊(フレッド)
・ヘッドショット : 予告から約2秒後、40%の割合ダメージ + 約2秒間の操作反転。
・フィストインレイジ : 5×9回 = 45%の割合ダメージ。
デュンケル本体の攻撃
隕石召喚と攻撃力アップを除く4種の攻撃は、攻撃時にエリートボスを召喚する。
エリートボス達の攻撃と併せて食らうと大体致命傷になる。
基本的に全て避けるつもりで立ち回ること。
デュンケルに挑む前に
デュンケルは特にお墓を落としやすいボスである。
そのため、慣れないうちは特に、生存のための準備を万端にして挑みたい。
リンクスキル
練習の際は、下記の防御、生存系のリンクスキルをフル搭載して挑むとよい。
討伐の際は火力が欲しいため、採用数は1~2が望ましい。慣れれば0でもよい。
シグナスブレス | 状態異常耐性を最大25増加させる。 それにより、状態異常にかかる時間をほんの僅か軽減できる。(数フレーム単位ではあるが) 多少の火力増加効果もあるが、討伐の際に入れるかは考え物。 元々の状態異常耐性が40以下の人とかは入れるといいかも。 参考記事 → 状態異常耐性、どこまであげればいいの? |
隠月リンク | 最大10%の確率でお墓を免れる。 デスカウント5回中、1回以上発動する確率は40%程あるため、案外採用してもよいかもしれない。 隠月リンク発動したけど、行動不能中でボコボコにされ、結局お墓になったというのはよくあるお話。 |
スピリットオブフリーダム | 復活時の無敵時間を最大8秒に延長する。 デュンケルは特に混戦状態の中復活することが多いため、基本的に採用しておきたい。 |
インヴィンシブルリーフ | HP15%以下になると自己回復する。 デュンケルは細かいダメージ蓄積が多く、HPが15%を切ることが多いため、発動の機会はかなり多い。 ただクールタイムが長く、肝心な時にクールタイム中だったということはよくあるため、採用する際は検討が必要。 |
装備とか秘薬
無敵スキルが発動可能であるカメカメの指輪を持っている人は優先的に装備しておくこと。
カメカメが無い?あきらめましょう。
ただ、デュンケルはスキル封印や気絶といった、無敵スキルの発動自体を阻害する攻撃が多いため、発動タイミングには慣れが必要。
瞬間火力に比重が偏っている職は、カメカメ + シードリングという構成もあり。
状態異常耐性を上げる忍耐の秘薬を使うのもよい。
ただし、煌めく星ポーションや名匠の高級武器精錬といった、貴重な火力増加の秘薬枠を一つ潰すことになるため、討伐時に使うか否かは一考が必要。
ファミリアとか特殊コア
HP回復系のファミリアがあると生存力がかなり上がる。
周囲も含めてHP回復するファミリアを出すと、パーティ討伐時にグループ員に喜ばれる。
ただ、過度に依存して立ち回りを雑にするのはご法度。
特殊コアに自動回復を積むと、薬使用にクールタイムがかかっている時の心強い味方になる。
肝心な時に発動してくれないのはご愛敬。
大事なこと
デュンケル本体の攻撃モーションを覚える
どのボスでも基本にはなるが、デュンケルは特に大事。
「あのモーションなんだ?」とか考える一瞬の間にエリートボスに斬り刻まれる。
デカデカと「くらえー!究極の剣技ー!」って宣言してくる衝撃波は問題ないとは思うが
・薙ぎ払いと突進の区別
・急降下前の僅かな体の沈み
これらはやや分かりにくいため、上に貼ってるgifを見るなり、練習モードで確認しておくなりするといいかもしれない。
各攻撃で受けるダメージ量と状態異常を把握する
デュンケルはあまりにも多彩な攻撃を立て続けに食らい、動きを封じられ、為す術なくお墓するパターンがほとんど。
ゆえに、「どの攻撃でどのぐらいダメージを受けるか、どんな状態異常になるか」を把握することは非常に大事。
ダメージに関しては大体以下のように覚えるといいかもしれない。(うっかり間違ってたらごめんなさい。)
状態異常はもう体で覚えた方が早いかもしれないから練習モード行きましょう。
そんなに痛くない (割合ダメージ20%前後まで) |
・召喚ザコの攻撃(5%) ・落石3種(10%、状態異常各種) ・召喚ザコの自壊(15%、操作反転) ・盗賊ファイナルスラッシュ(20%、押し出し+命中減少) ・魔法使い青い球(25%、継続ヒットするとかなり痛い) |
そこそこ痛い (割合ダメージ40%前後) |
・戦士レイジングブロー(34%、気絶) ・魔法使い地面から青い鎖(38%) ・光の柱(40%) ・隕石召喚(40%) ・海賊ヘッドショット(40%、操作反転) ・盗賊ファントムブロー(42%) ・海賊フィストインレイジ(45%) |
かなり痛い (割合ダメージ60%前後) |
・薙ぎ払い(50%、押し出し) ・急降下(60%、気絶) ・弓使いスナイピング(60%、ジャンプ不可) ・戦士弓使い上から青い鎖(60%) |
当たるとほぼお墓 (割合ダメージ90%以上) |
・突進(90%) ・衝撃波(150%) |
避ける優先度を決める
デュンケルとの戦闘中に飛び交う攻撃を全部避けるのはさすがに無理というもの。
場合によっては被弾覚悟で立ち回る必要も出てくる。
しかし、ものによっては一発食らうだけでほぼアウトという攻撃もある。
「当たっても大丈夫な攻撃」と「当たるとヤバい攻撃」を区別するのは大事。
個人的なまとめを下に載せるけど、人によって感じ方違うと思うから参考程度に……
もちろん避けれるに越したことはないから、「当たっても大丈夫な攻撃に当たり続けたらお墓落とした」なんて本末転倒な事態にならないように。
意識して避ける必要無し | ・召喚ザコの攻撃(5%、適宜倒して自壊を防ぐこと) ・命中減少の落石(10%、火力出すときは避けるべき) |
避ける優先度は低め | ・魔法使い青い球(25%、2ヒット以上は危険) ・魔法使い地面から青い鎖(38%) ・光の柱(40%) |
基本的に避けるべき | ・スキル封印の落石(10%) ・隕石召喚(40%) ・海賊ヘッドショット(40%、操作反転) ・弓使いスナイピング(60%、ジャンプ不可) ・戦士弓使い上から青い鎖(60%) |
避けないとお墓直行の可能性大 | ・気絶の落石(10%) ・戦士レイジングブロー(34%、気絶) ・薙ぎ払い(50%、押し出し) ・急降下(60%、気絶) ・突進(90%) ・衝撃波(150%) |
そもそも避けるのが困難 | ・盗賊ファイナルスラッシュ(20%、押し出し+命中減少) ・盗賊ファントムブロー(42%) ・海賊フィストインレイジ(45%) |
慣れないうちは以下のことは覚えておくといいかも
・地面からの青い鎖と光の柱は最悪当たってもいい
・ファントムブローとフィストインレイジ食らうのは仕方ない
・行動制限系の状態異常攻撃と、割合ダメージ50%以上の攻撃は優先して避ける
・ファイナルスラッシュの押し出しのせいでお墓したらデュアルブレイドを恨め
立ち回り
デュンケルを中央に誘導する
立ち回る上で最も大事。理由としては、デュンケルの攻撃は前方範囲が広い代わりに、後方に回れば簡単に回避できるものが大半であること。
例えばデュンケルが端にいると、デュンケルが多用する薙ぎ払いを回避するために大きく動く必要がある。
デュンケルが中央にいる場合は、薙ぎ払いが来てもちょっと後方に移動すれば簡単に回避できる上、状況に応じて「後ろに回るか後退するか」という2つの選択肢を得られるのが大きい。
立ち回りの意識としては、デュンケルの攻撃が常にマップ中央に向くようにすること。
デュンケルが端に行ってしまった場合は、突進や急降下でマップ中央に来るまで回避に専念した方がよい。
「隕石降ってる最中はマップ中央めちゃくちゃ危険なんやが、どう動けばええんじゃ?」
と、戦闘中思うところはあるかもしれない。
ダークサイト持ちは隕石を消せるが、そうもいかない人の方が多い。
個人的におすすめの立ち回りを2例挙げておく。
隕石が降ってくる状況は色々あるし、上の方法だけではかわし切れない時もある。
個人的に、カメカメといった無敵スキルの使い時はこの隕石降下時が最も効果的だと思う。
なお、隕石降下時にマップの端に立ち続けるのはNG。
急降下がとんできた時に逃げ場が上空しかなくなる上、デュンケルが端に陣取ってしまい、その後の立ち回りに悪影響があるため。
デュンケルの攻撃モーションと同時に回避する
基本的にデュンケルの攻撃モーションは大きく、回避の時間に余裕はあるのだが、だからといってのんびりしているとエリートボス達に動きを封じられ、そのままお陀仏しかねない。
デュンケルがモーションに入った瞬間には回避行動をとるのが望ましい。
常に起こりうる最悪の事態を想定して動く
書き方が大げさに見えるかもだが、下の状況を見て欲しい。
「そこで急降下されたら困るから、もう少し左に寄っておいた方がいいかな」
「衝撃波に備えて離脱 or 無敵の心構えしておこう」
準備さえできていれば、回避行動もとりやすくなる。
注意点とかメモ書き
・必要以上にFJで移動するのは控えた方が吉。気絶落石と正面衝突して以下のような目に遭います。弓使いのスナイピングに着地狩りされる原因にもなります。
・しゃがんで避けれる攻撃(魔法使いの青い球、デュンケルの突進)は、周りの安全を確認した上でしゃがむこと。基本的には範囲外に逃げることでの回避を推奨。
・デュンケルの各攻撃は上ジャンプ→ブリンク等の浮遊でも回避可能。緊急時には使える。ただし、急降下以外はかなり上範囲が広めなため、高度に余裕を持たないと直撃して悲惨なことになる。また、上ジャンプ時に落石に当たると高確率でお墓行きになるため、注意。
・ダメージ量が大きく、比較的回避が難しめなスナイピング。発射時に小さく「カシュゥン」と音が鳴るため、画面外からスナイピングが飛んでくるか否かの判断にどうぞ。また、スナイピングを避けるバリエーションが多いと生存に有利になる。(通常ジャンプ、上ジャンプ、FJ、ブリンク浮遊、空中ラッシュ等、各職に合わせてお好みの避け方を。)
立ち回り(パーティで挑む場合)
ソロで挑む際と比べ、生存が困難になることが多い。
理由として、デュンケルが誰をターゲットにしているか分かりにくいという点がある。
それによって起こる弊害として、
・急降下の際、どこに降ってくるか分からない
・誘導がうまくいかず、デュンケルが端に留まりやすい
・エリートボスがあらぬ位置に召喚され、事故が起こる(特に戦士のレイジングブロー、盗賊のファイナルスラッシュ)
・なんかバグる(突進や急降下の前にデュンケルが長時間消える等)
対処法としては
・急降下のモーションが見えたらとりあえず上ジャンプする
・グループ員同士である程度まとまって行動し、急降下先を制限する
・戦士と盗賊のエリートボスへの警戒を普段より高める
・回復系のファミリアをグループ員で出し合って回復力を高める
とはいえ、ソロ討伐時と比べて安定した立ち回りは困難であるため、ある程度は運が絡んでしまう。
それに加え、グループ員の移動も激しくなる本ボスにおいては自キャラを見失いやすく、カオスになりやすい。
ただ、エリートボスの召喚数が増えるHP50%ラインまでにデスカウントが3以上削れてしまうようであれば練習不足。
まずはソロである程度安定して立ち回れるよう練習すべき。
各職の立ち回り方
バイパー
機動力が非常に高く、小回りもきくため、相性自体はかなり良い方に入る。(と思う)
咄嗟の後退も上空避難もお手の物。
ダッシュとフューリアスチャージの使い方次第で生存力とダメージ効率が大きく変わる。
生存が安定しない場合は、ライトニングフォーム時のエネルギー弾を緊急回避用に取っておくとよい。
特に急降下時にカウンターとして使用すると、回避とダメージ稼ぎが両立できてお得。
その場合、急降下直前のエリートボスの攻撃に注意。
ナイトウォーカー
ダークサイトを保有しており、落石3種と隕石をほぼノーリスクで回避できる。
それに加え、上ジャンプ込みの2段FJが使えるため上空回避適正があり、ラピッドスロー使用中にオートダークサイトが発動するため瞬間火力も出しやすい。
上記のようにデュンケルに対して有効なスキルが揃っているため、相性は非常に良い。
注意点としては、雑魚敵が倒せなくなるためラヴェナスバットではなくシャドーバットを使用すること。
また、割合軽減スキルがほぼない上に状態異常耐性も低いため、ひとたび被弾するとそのままデスカウントが削られる事が多い点にも注意。
ソウルマスター
デュンケルに対して有効なスキルを持っていないため、相性はあまり良くない。
ソルーナスラッシュはデュンケルと距離を詰めるために使うのではなく、距離を取る(回避する)ために温存しておくと良い。
割合軽減スキルがほぼ無く、自動回復スキルも回復量が乏しいため、雑魚の接触攻撃と一部エリートボスの予備動作の短い攻撃以外は全て避ける位の意識でないと瞬く間にデスカウントが尽きてしまう。
回避に関してはやや有利だが、被弾時の生存力が圧倒的に不足しているため、ファミリアやリンクスキル等で回復を補う必要がある。
ビーストテイマー
ポポモードにおける機動力の低さに非常に悩まされる。
デュンケルが攻撃モーションに入る直前には怒りの乱打を中断し、回避行動をとるべき。
隕石召喚時はエカフライングで上空に逃げてもよいが、デュンケルの攻撃範囲自体が上方向にも広い上、上空にいてもエリートボスたちは容赦なく攻撃してくる点は注意が必要。
衝撃波は無理に回避しようとせず、アーテリアルフォームで受けるとよいが、MPの少ないビーストテイマーは青い鎖等を受けた瞬間、MPが枯渇してアーテリアルフォームが切れる可能性がある点は忘れずに。
とにかく咄嗟の回避が苦手なため、他職以上に慎重な立ち回りを要求される。
危ないと感じたら即無敵スキルを使うこと。
ミハエル
ロイヤルガードの的としては、落石や魔法使いの青い球、弓使いのスナイピング辺りがおすすめ。
もちろん全部ガードできるに越したことはないが、デュンケルの攻撃がタイミングを取りづらいものが多いため、安定させるためには練習を要する。
他のボス以上に一度のガードミスで崩れやすいため、ガードをミスった瞬間にライトオブカーレッジを使うぐらいの方がいいかもしれない。
慣れてきたら滅多に墓を落とすことはなくなるため、パーティ討伐時はメンバーにカーレッジを振り撒くといい。
特に隕石召喚時は体勢が崩れやすいため、かけてあげると生存力が上がる。
なお、ローアイアースによるパーティメンバー保護は、常にマップ中を動き回る都合上、バインド時の落石から守る以外は役に立たないことが多いため、専ら自身の火力出しに使用してしまってよい。
参考動画
無敵スキルやファミリアの使用に制限をかけてハードデュンケルに挑んだ動画。