Q. あなたの墓はどこから?
A. わたしは
落下物から(スウ)
クモの巣から(ウィル)
恐怖から(ダスク)
なんかもう全部(デュンケル)
そんなあなたにヒーローインテンション!
ヒーローインテンション、使ってますか?
ヒーローインテンション(以下インテンション) [マスターレベル : 5]
精神を集中させて状態異常を解除する。使用後3秒間状態異常に免疫を持つ。ただし、一部状態異常効果には適用されない。
クールタイム : 660 – 60x 秒
職によっては、スキル名称とかクールタイムが異なったりと若干の差異はあるものの、性能自体は同じ。(将来的には全職クールタイムが300秒固定になる…らしい…)
スキルの効果は大きく分けて以下の2つ。
・状態異常の解除
・使用後3秒間、状態異常を受けない(予防効果)
ただし、全ての状態異常が対象というわけではない。
なお、5次スキルにエルダの意志という類似スキルがある他、バーデンリフトリングという指輪も存在するが、クールタイムが異なるだけで、効果は基本同じ。
インテンションのみでは足りない場合に採用する感じになるか。
特に、バーデンリフトリングは貴重なシードリング枠を削ることになるため、採用はよく考えた上ですること。(初期の暗黒の魔法使い討伐時にはよく採用されていたとか。今と違って上ジャンプや浮遊スキルが無い職も多く、一部攻撃回避が難しかったというのが一因なのかもしれない。)
クールタイムの長さの割には「あれ?効果地味じゃね?」と思われがちかもしれない。
そもそも「無敵スキル使えばいいじゃん」という場面も多い。ナイトロード?ダークサイトあるから…
それゆえか、習得はしているがキースロットに登録していない、あるいは押しにくい位置に登録している、という人も多いのではなかろうか。
しかし、昨今のメイプルには、状態異常付きの攻撃が非常に多い。
筆者の経験だけでも
・スウ3段階の緑色のフィールド→気絶→紫玉→墓
・ウィル3段階の突き飛ばし→クモの巣スキル封印→白脚→墓
・ダスクの恐怖モード中、スキル封印やらバインド→触手→墓
というように、状態異常が原因でお墓になる機会は非常に多い。
そういった危機から脱することができるのがインテンションである。
特にスキル封印に関しては、一度食らってしまうと無敵スキルでは対応できないため、インテンションによる解除が非常に重要。
ボスからの攻撃が苛烈になるスウ以降のボスではほぼ必須と言える。
慣れる意味も込めて、スウ以降のボスへ行く人たちは
インテンションを使いやすいキーにセットすること!
どのタイミングで使えばいいか分からんよって人は、後述する筆者によるボス毎の使用感でも見てね。
どんな状態異常に使えるの?
主だった対象は以下の通り。(スウ以降のボスについて記載する。カロス?知ら管)
多分抜けとかありそうだけどお許しを。
状態異常 | 使用者 | 解除 | 予防 |
気絶、バインド | ボス全般 | × | 〇 |
命中減少 | ダスク、デュンケル等 | 〇 | 〇 |
スキル封印 | ダスク、デュンケル等 | 〇 | 〇 |
操作反転 | ダスク、デュンケル等 | 〇 | 〇 |
移動制限*1 | スウ、暗黒の魔法使い等 | 〇 | 〇 |
アンデッド | ダスク | 〇 | 〇 |
誘惑 | ガーディアンエンジェルスライム | 〇 | 〇 |
烙印付与 | デミアン | × | 〇*2 |
回復封印 | ルシード(1段階ゴーレム接触時) | 〇 | 〇 |
ルシード(2段階落下時) | × | × | |
爆弾付着 | ルシード | × | 〇 |
伝染毒付与 | ウィル | × | × |
恐怖ゲージ増加 | ダスク | × | × |
バインド(赤い糸) | 真・ヒルラ | × | 〇*3 |
破壊と創造の呪い | 暗黒の魔法使い | × | 〇 |
視野狭窄 | 暗黒の魔法使い | 〇 | 〇 |
夕暮れの呪い*4 | セレン | 〇 | 〇 |
*1 スローや虚弱。(スウだと3段階の緑色のフィールド展開のこと。)
*2 デミアン本体の攻撃のみ可能、時間経過による烙印付与は防げない。
*3 デスカウントは減るが、硬直はしない。
*4 夕暮れ時に受ける中毒系のデバフ。
色々あって混乱するかもだが、
・気絶の解除は不可、予防に使う
・スキル封印は解除できる
・ボス固有のマップギミックは対応不可の場合が多い
ということだけでも覚えておけば大体おっけー。
ボス毎の使用感
スウ(使用頻度:中)
主に3段階のフィールド展開による行動制限の解除、および気絶の予防に使う。
特に足場→電撃パターン時の気絶や行動制限は、場合によってはお墓まっしぐらなため、無敵スキルが無い際は、足場に乗る前に使っておくと生存率が上がる。
1段階のザコ4種の自爆攻撃による状態異常にも使えるため、1段階で時間がかかる場合は使うのもあり。
デミアン(使用頻度:低)
インテンションで対応可能なのはバインドと烙印付与の予防程度。
烙印付与の攻撃は大体前隙が大きく、回避が容易。
少なくとも筆者はほぼ使用したことがなく、使用せずとも問題なく討伐可能。
2023/04/12 追記
2段階の世界樹暴走の発動直前にインテンションを発動すれば、吹き飛ばしもバインドも食らわず即行動が可能。(情報提供ありがとうございます。)
攻撃時シルエットをONにしていれば、世界樹暴走直前にデミアンのシルエットのみが映るため、それに合わせてインテンションを発動すれば比較的余裕をもって対応可能。
特に左右連打によるバインドの解除が苦手な人は重宝するかも。
他にインテンションが有効な攻撃もあまり無いため、積極的に狙ってみよう。
ガーディアンエンジェルスライム(使用頻度:高)
特に機会が多いのは誘惑の解除か。
それ以外にも解除できる状態異常はあるが、可能な限り誘惑の解除に使うのが望ましい。
ルシード(使用頻度:低)
あまり使用する機会は無いか。
ゴーレムに潰された際の回復封印の解除には使えるが、そもそも潰された時点でお墓になってることも多い。
その他、意外なところでは爆弾付着が予防可能。
だが爆弾の使用モーションがザコ召喚と同じであるため、狙って防ぐのは困難。
防げたらラッキー程度の気持ちで使うのがよい。
ウィル(使用頻度:高)
3段階のクモの巣によるスキル封印の解除に使う。
特にスキル封印中の足元へのスパイダーストライク(白脚)によるお墓事例は非常に多いため、スキル封印されたら即使うこと。
なお、操作反転の解除もできるが、可能であればスキル封印の解除に使いたい。
ダスク(使用頻度:必須)
恐怖モード中の各種状態異常への対応に使う。
特に足場生成やレーザーの際に気絶、バインド、操作反転、スキル封印を食らってようものなら高確率で墓を落とすため、これらのタイミングで使うのが一番オススメ。(無敵がある職はもちろん無敵優先で。)
恐怖モード中は常時インテンションを使いたいぐらい状態異常の嵐になるため、5次スキルであるエルダの意志の併せて採用したいところ。
慣れている人は、火力出す際の命中減少のケアに使用するのもよい。
真ヒルラ(使用頻度:中)
赤い糸に当たる前にインテンションを使用すると、デスカウントは減るが硬直は起こらなくなる。
特にソロ討伐時において、「HPが少なくなり、回復のために糸に当たって祭壇を出したいが、当たった際の硬直時に攻撃を食らってお墓を落とす」という事態を防ぐことができる。回復はファミリア任せ?そっかぁ……
他にはバインド→吹き飛ばし攻撃時のバインドを防ぐこともできため、覚えておくと吉。
デュンケル(使用頻度:必須)
とにかくスキル封印は即解除したい。
特にデュンケルの攻撃モーション前にスキル封印された場合は、迷わず使うべきである。
回避行動がとれずにそのままお墓になる危険性が高い。
他にも
・操作反転や命中減少を食らった際に使う
・衝撃波を避けるために安置へ向かう際に気絶予防のために使う
と、多岐に渡って活躍するため、エルダの意志も可能であれば採用したい。
暗黒の魔法使い(使用頻度:必須)
基本的に破壊と創造の呪いの予防に使う。エルダの意志もほぼ必須。
特に1~3段階においては創造の呪いを受けること自体非常に危険なため、該当する攻撃がかわし切れない場合はすぐさま使うことを推奨。
また、呪いによるデスカウント減少時のスキル封印も、連続でデスカウントを溶かす原因になりうるため、状況が悪い場合はためらわずに使うこと。
2段階の視野狭窄にも対応はできるが、使われる頻度が高いため、よほど窮地である場合以外はインテンション無しで凌ぎたいところ。
セレン(使用頻度:中)
解除したい状態異常は、命中減少と夕暮れの呪い、操作反転になるか。
セレンにおいては火力を集中させることが重要になるため、火力出す際に命中減少を食らった場合はすぐに使ってしまってよい。
ただ、夕方フェイズ時はHP切れによるお墓が非常に多く、夕暮れの呪いを受けるとその危険性が高まるため、夕暮れの呪いに焦点を絞って解除してもいいかも。
明け方が苦手な人は、明け方の球爆発による操作反転に絞って使うのもよい。
パーティ編成や戦術によってどの状態異常が脅威になるかは変わるため、予めどの状態異常解除を優先するかは考えておくこと。
カロス(使用頻度:?)
筆者未到達のため不明。じょうほうください。
まとめ
・インテンションにより対処できる状態異常はかなり多い。特に気絶予防やスキル封印解除は重要。
・早いうちからインテンションを使う癖をつけておくこと。いざスウ以降のボスに挑むときに上手く扱えずに悲鳴を上げることになる。
・特にダスク、デュンケル、暗黒の魔法使いにおけるインテンションの重要度はかなり高いため、エルダの意志もできれば採用したい。
余談
・エンドボスに焦点を当てて書いたが、それ以前のボスにおいてももちろん有効。特に以下のボスでは役に立つ機会は多いか。
- ジャクム(後半降ってくる落石で発生する行動制限の解除・予防。)
- ピンクビーン(状態異常全般、ただ万病治療薬で事足りるかもしれない。)
- マグナス(毒ガスの予防。)
- ブラッディクイーン(主に悲しみの顔によるアンデッドの解除・予防。)
- ビシャスプラント(頭上の秒数合わせで発生するスキル封印や気絶の予防。アームの気絶は防げない。)
・各職のインテンションはクールタイムリセットが可能。リセットスキルを持っている職はバンバン使ってしまおう。一方でエルダの意志はリセット不可。
・大昔はスキルの取得が面倒であったことで有名。ワルメンボウのミニチュアを許すな。だが当時は現在と比べて厄介な誘惑持ちのボスが多かったため、それらのボスに行く人のインテンションの重要性は非常に高かった。
・覚醒の秘薬を使ってもほぼ同様の効果が得られるが、各ボス共通で存在する消費アイテム使用クールタイムが発生してしまい、状態異常は回復できたのに、肝心のHPが回復できなくなってお墓を落とすという本末転倒な事態を引き起こしかねないため、あまりおすすめしない。